アメリカの闇

皆さんもご存じかと思うけど、アメリカ大統領選挙。
驚きやったなぁ。
接戦とは言いつつ、最後はヒラリーが逃げ切ると思ったけど・・・
まさかのトランプ。

世界の混乱や混沌が、アメリカ大統領選挙にも反映されてるようで恐ろしい。
それにしても「隠れトランプ票」と言われる、主に白人の中年層の人たちの、底力や
執念みたいなもんを感じたな。
白人以外の黒人やヒスパニック系、アジア系の移民などの票はヒラリーの方が多かったわけで、
トランプがいかに白人層に受け入れられたかがわかる。

そやけど、トランプに票を入れた人たちの中には、政治の事に無知な人も多くて、
実際、トランプ本人も、選挙キャンペーン中の発言から察するに、外交や国際政治のこととかあまりわかってないと思う。

トランプ派の多くの人の本音は、「オバマ政権下の8年間で、暮らしは良くならんかったし、オバマ路線を踏襲するヒラリーよりは、まだトランプの方がまし」みたいな、ある種の「やけっぱち」でギャンブル的な要素が含まれてるんちゃうかな。

もし、中産階級の白人達に経済的、精神的な余裕がまだ残ってたら、理性で考えて、
政治経験ゼロの成りあがりの不動産王に票は入れやんはず(笑)

人工分布の観点からみても、近い将来、白人の割合は少なくなって、そのうち白人が「マイノリティー」になる可能性すらある。
自分達がアメリカを作ってきたという自負が強い白人には、もうこれ以上、移民の増加や不景気は耐えられやんのやろうけど、よりによってあんなジョーカーみたいな男を選ぶとは(汗)

けど、アメリカで起きることはだいたい時間差を経て日本でも起こる。
日本も少子化の影響もあって、外国人労働者が居てくれないと経済が廻らない状態が来ると思う。(もうすでにそうやけど)
外国からの移民が多くなって、日本人がだんだん仕事や居場所を奪われていくと、
現在のアメリカの白人みたいに心理的に追いつめられていく。
そうするとやっぱり・・・
ジョーカーをひいてしまうこともあるわけや。

最後になったけど、今のアメリカの状況は、
なんとなくナチス政権時のドイツに似てる気がする。
ヒトラーが時流に乗った時も、ドイツの国が行き詰って、極右、
「ゲルマン民族こそが最高である」というナショナリズムに傾いていった歴史がある。

トランプはヒトラーほど頭の切れる人物ではないと思うけど、
大衆が、「自分が何を演説で話せば喜ぶか」を知ってる点では、彼にも優れた嗅覚があって、
時代の空気が産み出したモンスターという点では類似点もある。
計算というよりは、演説をやってるうちに「あれ?このパターン受けるな」みたいな
感じでツボを掴んでいったんちゃうかな(笑)

書きたいことは山ほどあるけど、
とりあえず、長くなったので今日はこの辺で。