花伝書

世阿弥が著した花伝書(風姿花伝)は、昔から興味深く読んでいて、
機会があれば皆さんにも読んでほしい。
基本的には、能楽(芸能)に関しての心がけや真髄などを語っている書物だけど、
もちろん音楽に通じるところもあるし、人生にも通じる教訓がたくさんある。

一般的には「秘すれば花」という言葉が有名かと思う。
けど、僕が憶えてるもので印象的な記述のひとつに、
「上手はもちろん、下手も見よ」というような内容の文章がある。
若干自分なりに飛躍して解釈してるところもあると思うけど、
要するに、「上手い人の芸だけではなく、下手な人の芸もしっかり見ろ」ということだと思う。
これはなかなか実は難しいことであるが、下手な芸を分析すれば、おのずと、どうすれば上手になるかもわかるし、
確か世阿弥は、下手な芸の中にも必ず良いことろがあると書いていたと思う。

結局、謙虚さにも通じる心得。
僕も自慢じゃないけど、つまらん舞台とかステージ(音楽)、落語とかたくさん見てきたけど、
「これからはもっともっと謙虚に見ないとなぁ」と思うし、分析も必要。

ちなみ風姿花伝は世阿弥の著作ではあるけど、基本的には世阿弥の父親である観阿弥の言葉を元に世阿弥が編集、編纂したもの。
世阿弥もすごいけど、観阿見もすごいね(笑)

それでは皆さん、暑さに気をつけて!

NEXT STAGE!
9月7日(土)武蔵中原ライフ
OPEN:19:00 START:19:30 ¥1500(1ドリンク付き)
出演:冨井セイジ(ボーカル、ギター、ピアノ、ハーモニカ)、Gen(ブルース・ハープ、ギター)