こんにちは。
久しぶりのブログです。
WBC、日本優勝しましたね。
私の父は大の野球好きで、昨年大病にかかってからも今回のWBCをずっと楽しみにしておりました。
本来ならば3月までもつのも難しいと思われる状態だったのですが、WBCの初戦、韓国戦を見届けてから昏睡状態になり、
3月15日に旅立ちました。
最後の時にも私自身立ち会うことが出来て、やはり悲しいのは悲しいのですが、父本人も家族一同もある意味では納得のいく最後を迎えられたかと思います。
父とは46年と6か月の付き合いでしたが、私がアメリカ、東京へ引っ越してからは、年に数回会う程度でした。
コロナ渦の3年間は一度も会えなかったのですが、昨年の秋から父のお見舞いなどで、合計6回帰省して、とても濃厚な時間を共に過ごすことができて良かったと思ってます。
最後の入院となった鈴鹿の病院で、私の弾き語り演奏を聴いてもらえたことは、とても印象深く心に残ってます。
その時の父の顔と涙が忘れられません。。
父生前の最後の晩、私は疲れて眠っていた時間があったのですが、夢の中で誰かに後ろから強く抱きしめられました。
あまりにも強い感覚だったのでとっさに目を覚まして、すぐに気が付きました。
父が最後のお別れをしにきてくれたと。
その後しばらくして父は息を引き取りました。
父とのお別れから一週間たちますが、不思議とまだ父が生きているような気がします。
病気の痛み苦しみをずっと見てきたので、今は「やっと苦しみから解放されたね」という安堵の気持ちです。
これからも父と共に生きながら、
良い音楽を皆さまに届けれれるように生きてゆきたいと思っております。
「お父さん、ありがとう!」