アーカーサーカー

いよいよ28日は赤坂。
一応、CD発売ライヴの千秋楽ということで、なんとなく気合入るな。
これを最後に、ちょいとライヴはお休みゾーンへ突入。
曲作りや、録音ゾーンへ突入予定やが、予定は未定(笑)

赤坂と言えば、我が愚妻がビジネスのために通っている街なんで、
たまーに行くことがある。
と言っても、高級料亭でお食事するわけでもなく五右衛門(パスタ屋)
あたりで腹を満たす程度(笑)

そういえば、この「~屋」って表現。
今や差別用語になるならしいな。
八百屋、も豆腐屋もアカンらしいで。
新しい呼び方は忘れた、「新鮮な野菜取り扱ってます店」とでも呼ぶんかな(笑)

誰が決めたんか知らんけど、誰も差別感を込めて八百屋とか、ちんどん屋とか言ってないと思うけどな。
差別感を持ってるのは、そんなことを決めた役人どもや政治家どもやろ、きっと。

逆に「家」と付くと立派に聞こえるのが不思議。
「芸術家」、「音楽家」、「政治家」
別に芸術屋でも音楽屋でもええと思うけどな。
俺だって音楽屋で上等でっせ。

まあ「政治家」が一番「政治屋」がしっくり来るンちゃいまっか?

毒付くのはこれくらいにして、
うん、ライヴ来てよ、ぜひ。

2部制で、1部がクラシック系(竹やンのDUO)
2部が冨井。

NEXT LIVE 赤坂カーサクラシカ
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押し相撲

おかげさんで、CD発売ライヴもほとんど終わって、
残すは赤坂のみ。
赤坂はバイオリンの竹やン率いるDUOが一部でやって、二部でがっつりやるよ。
まあ4月からやってきたことのベスト的な内容になるかな。
って、もちろんいつもベストなパフォーマンスをしてるつもりやけどね(笑)

東京を中心に店舗があるDISK UNIONでも自分のCDが発売開始したよ。
お茶の水店なんかは毎週のように行ってて、だいぶお店の売り上げに貢献してきたと思うけど、
まさか自分のCDがそこに並ぶとは思ってなかった。
とは言えインディーズ・コーナーやけどね(笑)

CDの方もね
ぼちぼち、お客さんのフィードバックっていうかね。
「車の中でCD聴いてる」とか
「寝る前に聴いてる」とか、
そういう話を聞くと、「作って良かったな」っていう思いと
「ああ、次はもっとええの作らなアカンな」っていう複雑な思いになるよ(笑)

出すか出さんかは別として、来月から新しい曲なんかを仮録音する予定。
ちょうどライヴも少なくなるしね。

そんでもって9月頃からまたライヴ強化月間になるんちゃうかなぁ・・・
こればっかりはね、自分の思い通りになる部分とね、ならん部分があるからね。
できれば新しい場所とかでも演奏していきたいとは思う。
そやから新規開拓しつつ、「ここで演奏してくれ」っていうオファーを待つという(笑)

ああ、そういえば、8月はサルーキ=(今度渋谷公会堂でワンマンやるらしいバンド)とエールハウスで一緒にやるし、
10月にもブログで紹介した山田庵巳氏ともやるよ。
いずれも強敵なんで、今からフンドシを締め直すぜ(笑)

でもね、基本的に人生ね、自分で切り拓いていくもんやからね。
ぐいぐい押し相撲でいくよ!
相撲と言えばね、力士にも得意の型、「こうなったら負けやン」っていう型があってね。
四つ相撲(まわしを掴んで攻める)やと弱いけど、押し相撲(突っ張り、張り手なんかで一機に勝負をつける)やと
めっぽう強いとか、力士の天性の素材とか性格とかで取り口が変わるのよ。

そやから、ホンマは四つ相撲がハマるタイプやのに、押し相撲やってもしょうがないし、
逆もしかりやね。

そんでももって俺はね、ぐいぐい持っていく押し相撲がハマるわけよ、自分で言っちゃうけど(笑)
逆に受け身の型にまわると、めっぽう弱いっていう。

ああ、今日もついつい喋りすぎたぜ。

皆さんも、自分の型で、自分の相撲を取って下さいな。
くれぐれも他人のフンドシで相撲は取らんように(笑)

クセ者出世論

先週は知り合いの山田庵巳のライヴを観に、西日暮里へ。
っていうか、俺は日暮里在住なので、歩ける距離(笑)
この日はフラメンコ・ライヴ&山田のコラボということで、観に行ったんやけど、
まあまあ面白かったよ。

フラメンコギターの弾き方やら、ダンサーのステップとかいろいろと目で追いながらのライヴ観賞。
フラメンコも日本人がやると、情熱的というよりは「やっぱり真面目な国民性やなぁ」と思った。
ミスなくきっちりやる感じ。

まあでもね、ライヴは特にね、別にミスがあってもええと思うのよ、ぶっちゃけ(笑)
その瞬間にしかないパッションがあればね。
完璧なものはそもそも世の中には無いし、完璧に近いものはCDで聴いたらええからね。

話は変わるけど、最近よく思うこと。
所謂、世に頭角を現す人物、これたぶん曲者が多いんじゃないかなと。
日本人の国民性としてはね、抜きに出るのが苦手やし、控えめな人多いね、実際。
でもぶっちぎる人ね、まあ例えば社長とか、そういう人はね、
所謂「いい人」ではないのよ、俺の経験では(笑)

「いい人」を演じるというか作り込むのはね、そんなに難しくないし無難でリスクが低い。
それに対して、「曲者」になるのはね、一歩間違えばバッシングの嵐やし、リスクが高いわけや。
「いい人」タイプは腐るほどいるから例を出さんけど、
「曲者一流タイプ」としては、野球で言えば、野村、落合。
落語で言えば、立川談志。
ミュージシャンで言えば、永ちゃん。
企業家で言えばスティーヴ・ジョブズ。 あ、ジョブズは外国人か(笑)

俺も音楽活動してるとね、いろいろな人物に会うわけよ。
でね、やっぱり器の大きい人は、曲者でありつつ、その裏に人情とか優しさを兼ね備えてるわけよ。
人間なんてね、表裏一体やからね。
「いい人」なイメージやけど、非常で冷たい奴なんかも一杯見てきたよ(笑)

だから、人当りがいいとか、悪いとか、そんな単純な図式では人間は計り難い。

俺が世に頭角を現すかどうかはさておき、まあ今更「いい人」を演じる気はさらさらないんで(もう遅いな)、
せいぜい「曲者稼業」に精を出そうと思う(笑)

NEXT LIVE
5月15日(金) 駒込FLAT 5 21:00~ ¥1000
ピアノのビッグママショーコがお膳立てをしてくれたライヴ。
¥1000はサービス価格やな(笑)
場所がわかりにくいんで、お越しの方コチラへTEl 03-3823-1440

フラメンコ、フラメンコ

今年も、もう半分終わりそうな勢い。 人生って加速度的に速度を増していくのね。
成増のショーも終わって一段落。
成増で初めてのショーで、どうなることかと思ったけど
思ったよりも、思った以上にお客さんが来てくれて、嬉しいことの限りなし。
成増って、自分にとってはアウェーな距離感なんやけど、馴染みのミュージシャンやら、お客さんが来てくれると
そこには既にアウェー感はなく、まったくもってホーム感漂う戦い方ができたかなと思う。

これも一重に、何度もお会いしている皆々さまのおかげでございます。
どうもありがとう!
いや、もちろん初めて会う人にも感謝なんやけどね(笑)

成増ライヴの前日に銀座の映画館で、「フラメンコ、フラメンコ」とかいう
まさにフラメンコな内容の映画を観た。
これを観た理由。
この日(6月1日)が、映画デーで¥1000だったということ。
この映画自体が最終日だったといこと。

そういう軽薄な理由で観たわけやけど、まあ内容はさほど面白くはなかった(笑)
けど、基本的に俺、フラメンコギター使ってるし、
スペインって好きなんすよ。

初めて海外に行ったの大英帝国だったけど、はっきり言って天気は悪いわ、人は無愛想やわで、印象はTOO BAD。
スペインはまだ行ったことないけど、天気良さそうやし、人もノー天気(褒め言葉)で御機嫌そう。
あと、シカゴにいる時に、よく顔の濃い人達にスペイン語で話かけられたのもあって
勝手にスペイン&南米には愛着を感じてる。

というわけで、CDが1000枚くらい売れたらスペイン行こうかと思い立つ。
いや、もちろんね、気晴らしだけじゃないよ、生のフラメンコも観たいし、闘牛も観て、
作曲、パフォーマンスのための取材もかねてね(笑)
まあそういうのを気晴らしって言うんかな、普通。