真夏にドラッカー

とろっとろに溶けるような暑さ。
皆さん、いかがお過ごし?
昔昔、日本に来た外国人が日本の蒸し暑い夏に閉口して
軽井沢とかに逃げたのが、軽井沢とか避暑地のルーツになったらしい。
そうそう、暑いに「蒸し」が加わると地獄(笑)

俺は、五輪をよそにドラちゃん(ドラッカー)を読んでる。
知ってる?ドラッカー?マネジメントの父と言われる人で、意外と本がおもろい。
マネジメントっていうと固い感じやけど、結局ドラちゃんが言いたかったのは人生の幸福とはなんぞやってことなんよ。たぶん。

ドラちゃんの主張でええなと思うのは
「お前さんの強みを伸ばしなはれ!」ってとこ。
人より劣る部分を並みにするより、人より勝る部分を磨く方が楽やし、大事ってこと。
意外と人間って、自分の弱点には気が付いてても、強点に気が付いてないことも多いからな。

あとは、お金とか人材とか、その他諸々のものはあとから挽回、または集めることができるけど
時間だけは、あとから挽回不能、もちろんお金でも時間は買えやんってとこ。
「TIME IS MONEY」ってよく言うけど、
ホンマは「TIME>MONEY」って感じもする。

これを書いてる俺も、読んでる貴方も、百年後にはこの世におらんわけやからね。
赤ちゃんがこのブログ読んでない限り(笑)

そんなこと想いながらも、
ダラダラと五輪をテレビで観たりする俺って・・・

でも知ってた?赤道付近の熱い国で経済大国はないのよね。
そりゃ、そうよね、クソ暑い中、背広着て頑張ってたら死んでまうよ(笑)

ドラッカーの教えを胸に刻みながらも、ダラダラ過ごす夏。
こうなったら
8.23のサルーキ=とのライヴに全てを凝縮するしかあるまい。

シーユー、ネクストウィーーー区!

贋作

この間、こんな話を聞いた。
長い間、骨董品屋をやってる店主が、本物と贋作(偽物)を見分ける方法。
「常に本物に囲まれてると、偽物が来たときに分かる」
これは感覚の問題らしい。

まあ俺なんかもね、音楽なんかやってるとね。有象無象の人達と会うわけよ。
俺も大した人間ではないけどね、さすがに10年以上音楽やってるとね、まあ会えばだいたいわかるよ。
「この人ええなぁ」いっていう感覚か
「コイツ、最悪やなぁ」っていう感覚くらいはね(笑)

メールとかではよくわからんことも、直接会えば、こっちも感覚をフル稼働させるからね。
この間も、会う前はええイメージやった人が、とんでもない人間やったことがあった。
会って5分でわかったよ。「コイツなんか違うぞ」って(笑)

まあ、価値観の問題もあってね、ある人にとっては最高の人物も、
ある人にとっては最低な人物にもなり得るってこと。

人間はモノではないからね、一番難しい。

モノで言うとね、この間銀座のアルマーニに、ええ帽子が置いてあって
お店でかぶってみたのよ。
価格は5万くらい。
もちろん買ってないよ(笑)

一見ね、5千円の帽子も5万円の帽子も見分けはつかんのよ、
でも5万のに触れてからはね、やっぱり感覚でわかるようになった。
本物と贋作の違いがね。

ネット全盛の時代ね、本物と偽物が入り混じってるからね、
皆さんもくれぐれもお気をつけ遊ばせ。
偽物のモノを買うくらいなら大したダメージはないけどね、
偽物の人間に捕まったらえらいことになりまっせ(笑)

今回のことは、完全に次回ライヴの「営業ブルーズ」でネタになるやろな(笑)
どんなことがあったかはぜひライヴ会場で。

NEXT LIVE!
7月28日(土)新小岩チピー
サポートメンバー:竹やン(バイオリン)
スペシャルゲスト:伊藤雅之(バリトンサックス)

竹やン出演のライヴもあと2回、ゲストの伊藤さんもぜひ観てほしい!
新小岩、ちょっと遠い人もいると思うけど、足をのばして来てもらえたら嬉しいね

ゆるゆるの妙

最近は、相撲観たり、日経新聞を読んだり、銀座あたりをぶらついたり、と
意味も脈絡も無い日々をすごしている。
これも全て、クソ暑い夏のせい(笑)

本当はねぇ、秋からのライヴの準備とか、曲を作ろうと試みたり、
デザイナーさんと打ち合わせしたり、けっこう地味な仕事をしてる。

メリハリって結構大事やと思うから、今は「メリ」の時期かな。
きたるべき「ハリ」の時期に向けてのね。

こんなゆるゆるの時期にもね、結構俺は商売のこと考えててね、
ゆるゆるやからこそ産まれるアイデアもあるわけよ、たぶん(笑)

この間もビール呑みながら打ち合わせしててね、ゆるゆるに、面白いアイデアを思いついたりしてね。
この間読んだ本の中にもね、アメリカの昔の大統領、確かルーズベルトか誰かやったと思うけど、
大事な国政の話を机の上に足を投げ出して、やってたというのが面白かった。
さすがにビールは呑んでないと思うけど(笑)

そういえば、ミシシッピーでレコーディングした時も、エンジニアにビールをすすめられて
バドワイザーを呑みながら録音したな。
もちろん、エンジニアも呑んでた、
結果的にはシラフの時より、リラックスできたような気もする(笑)

かしこまって仕事するより、脳科学的には机の上に足を投げ出してやるくらいのほうが
いいアイデアが産まれやすいらしいよ。
俺も家ではよくやってるけどね、公共の場でやったら怒られるやろね(笑)

スペインの方ではシエスタとかいって、仕事してても午後の時間はけっこう昼寝の時間が
公式にあるらしい、まったくうらやましい文化やな(笑)

まあ皆さんも、こんな暑い時期は昼間からルービー(ビール)でも呑んで
シエスタでもして気楽に過ごしてよ、会社クビにならん程度に(笑)

さあて、昼寝はたっぷりしたんで、
夜のセッションに出かけよか。

新しい仲間を紹介しよう

先日は9月にショーをやる、湘南台のお店に行ってきた。
都内からやと、やたらと遠かったけど、そんな遠方の地でも演奏させてもらえるのはありがたい。
なんでもそうやけど、現場に行かんとわからんことが一杯ある。
まあ結局、場所は二の次で、人間が大事やからね。
湘南台のショーはたぶんうまく行くんちゃうかなぁ、
希望的、そして、直感的な願望と予測やけどね(笑)

あと、今月のショーから新しいメンバーが加わってくれる。
ドラムスの足立さん、バリトンサックスの伊藤さん。


ドラムスの足立さんは、今回のCDのほとんどのドラムを担当してくれて、
最近ではシャンソン歌手のクミコさんのバックでやってたりで、若手バリバリのドラマー。
ライヴでは久しぶりに8月に参加してくれるので、これは絶対観てほしい。
やっと、フルメンバーで演奏できるよ(笑)


バリトンサックスの伊藤さんはセッションでお会いしたけど、
ブリブリのごついサウンドを出して、これまた強力なサックスマン。
7月のライヴでゲストで出演してくれるんで、これまたぜひ観てほしい。

というわけで、皆さんも、うなぎでも食って夏をのりきっておくんなへれ。
じゃあ、また会おう!!

千秋楽のゴアイサツ

どうもー。
おかげさまで4月から6月の「CD発売ライヴ」、無事終了いたしました。
これも、御ひいきにしていただきましたお客様、場所を提供していたいたお店の方、
そして、冨井誠司をサポートしてくれたミュージシャン仲間、
支えてくれたファミリーの皆さんのお陰でございます。

この感謝の気持ちは、次なる冨井誠司のショーやパフォーマンスで倍増してお返しさせていただきたく思います。
ワンマンで無頼者の私ではございますが、今後とも何卒、お引き立ての方宜しく申し上げます!

と、まあ、御礼のゴアイサツはこの辺にして、
いつもの冨井調に戻していきまっせ(笑)

写真は、最終公演の赤坂ショーの模様。
久しぶりの赤坂で、お客さんの入りも心配したけど、フルハウス状態で盛り上がったね。
初回の池袋公演から、千秋楽の赤坂公演まで、どこの会場も多くのお客さんが来てくれて大いに感謝。

「CD発売ライヴ」では、リピーターの方は何度も会場に足を運んでくれたし、
数年ぶりにお会いしたお客さん、新規のお客さんまで、
いろんな人と会って、コミュニケーションできたことが何よりも嬉しい。

そりゃね、営業ブルーズマンとしてはね、もちろん売り上げは大事よ(笑)
だけどお金だけをモチベーションとするなら音楽をやってないと思うし、
お客さんが高揚して、「明日からもがんばろう!」っていう気持ちになってもらうのが一番嬉しいわけよ。

どんな商売も顧客満足が最重要。
自分の満足だけ考えるんやったら、アマチュアでやってればええし、お金を取ったらアカンよね。

7、8月はライヴ少なめやけど、今回の「CD発売ライヴ」を振り返って、
さらに上質なショーを秋から展開できるようにマネージメント業務をしっかりやろうと思う。

CONTACTのコンテンツから冨井へのメッセージ、どしどし受け付けてるんで
ご意見、ご要望などぜひ聞かせて下さい。
ライヴの出演依頼も、もちろん受け付けまっせ(笑)

ではでは毎度、こんな駄文に付きあってくれてどうもありがとう!
皆さんの健康祈願、商売繁盛をお祈りしてこの辺でお別れしよう。

また会える日を楽しみにしてるぜー!!!