チャリティー

10月13日(土)は新小岩で北海道地震復興のためのチャリティーライヴが行われました。 新小岩のライブバー、チピーと新小岩南口商店街の皆さん、そして多くのミュージシャンやお客さんに集まっていただきまして、無事に盛況で終わることができました。
皆さん、本当にありがとうございました!!
今回集まった募金は、¥49267で
全て、厚真町の方に寄付させていただきます。

寄付の領収書(証明書)は新小岩チピーに貼らせていただく予定です。
今回は昼間から、商店街で2か所、そして夜からはメイン会場であるチピーでのライヴとなりまして、どこもたくさんの人と、温かい志(募金)や声援をいただきました。
今回のチャリティーライヴは、チピーのママさんが北海道出身ということもあり、縁があって実現しました。
また機会があればぜひ、チャリティーイベントを実現できれば嬉しく思います。
まだまだ支援が必要な場所がたくさんありますから。

関わっていただいた方が多いので、全ての方を書ききれませんが
本当にありがとうごいました。
新小岩チピーのママさんとスタッフの皆さん、新小岩南口商店街の皆さん、出演していただきましたミュージシャンの皆さん、
この場をかりて感謝いたします。

一番好きなブルーズマン・・・

オーティス・ラッシュが84歳で亡くなった。
一番好きなブルーズマン。

BB KINGやバディ・ガイのように評価されたとは言い難いけど、
僕が生で演奏を聴いた中でも一番最高だったと思う。
ただし、感情にムラもあり、それが演奏に反映される故に
好・不調の波はあるけど、ハマった時のオーティスは無敵。
歌もディープで上手く、ギターも凄い。
たぶん、この先、彼を越えるブルーズマンは出て来ないと思う。

何を隠そう、僕が22歳の時にシカゴに行ったのも、オーティスの演奏を聴きたかったからだ。
1999年当時はまだ元気で、オーティスの奥さんのマサキ・ラッシュさんの粋な計らいで
オーティスと一緒に飲食をさせてもらったのは一番の思い出。
若かった僕はオーティスに質問した。
「ブルーズを演奏する上で、一番大切なことは何ですか?」と。
オーティスいわく
「トミー、僕はビジネスでブルーズを演奏しているんだよ」と答えた。

それは、とても深い言葉だと思う。
「ああ、この人はブルーズで生活してるんやなぁ」としみじみ思い、
リスペクトした記憶がある。

その時にオーティスに名刺をいただいて、
「一度家に遊びに来い」と言われた。
結局、恐れ多くて名刺に書いてあるアドレスを訪ねることはなかったけど、
今思えば、図々しく訪問してれば良かったかなとも思う。
その時に強く思った。
「アメリカって、扉を強くノックすれば、扉を開けてくれるんやなぁ」と。

ミシシッピーからシカゴに出て、
ギターと歌で世界に名を馳せた男。
強くて脆くて、誰より凄い。

今も僕がブルーズを演奏し続けられてるのも
オーティスのおかげだと思う。

合掌(涙)